JACET北海道支部長 河合 靖(北海道大学)
初夏の候、皆様お忙しい毎日をお過ごしのことと拝察申し上げます。
昨年度のJACET北海道支部の支部大会、研究会では、大学教員のみならず、高校教員、大学院生、学生、ネイティブスピーカーなど幅広い方が参加され、新設の「交流会」や「交流タイム」も大盛況でした。様々な立場の方が集まることで、情報交換が活性化しています。これらの流れを受けて、JACET北海道支部のFacebookも立ち上がりました。会員の皆様のご支援を賜り、支部が益々活性化することを願っております。
さて、北海道支部大会(第27回)プログラム、総会資料をお届致します。今回は、JACET関西支部長でESP(English for Specific Purposes)の第一人者である、野口ジュディー武庫川女子大学教授が「English that Works!-Motivated, Self-directed, Informed Plurilinguistic ELF Learners」と題して講演されます。講演後、「大学の出口教育」というテーマでシンポジウムを開催します。パネリストは、「地域で活躍し、地域活性化に貢献する人材」を育成している、平岡祥孝氏(札幌大谷大学社会学部長)、北海道企業の貿易や海外進出を幅広くサポートしている、小松和行氏(札幌商工会議所国際部貿易課長)、企業の英語使用実態を研究している、内藤永氏(北海学園大学経営学部教授)、そして、講演者の野口ジュディー氏です。変化の激しい社会において、どのような人材が必要とされ、どのような英語教育が求められているか、フロアを交えて議論を展開します。研究発表では、一般発表に加えて、大学院生や研究会の研究成果が発表されます。是非、研究仲間、高校教員などをお誘いあわせの上、ご参加下さいますようにお願いいたします。